いつもお世話になっております。あのアレどこ管理人の仲村です。
実は弊サイト、2023年で赤ブーブー通信社のサークル集計を始めてだいたい10年経っている(最初の集計は2013年10月「COMIC CITY SPARK 8」)ことに気づき、節目として振り返り記事を描くのもいいかなとペンをとった次第です。
(実は、あのアレどこを初めて1年目には年間振り返り記事を書いたこともあったのですが、想像以上に大変だったので2年目に続かなかった過去もあります。実際にこの記事もすごく大変でした)
また、この10年の間に同人界も以前とは異なる潮流が生まれているなとも感じており、そういったことの所感もこの機会にまとめたいと思います。
大変長い記事となっていますので、お時間のある時にお読みください。
(12/28追記)用語・年次の誤り、誤字脱字を修正しました。見つけ次第、反映しています。
赤ブーブー通信社の説明
まず、軽く用語説明です。これから書く内容には同人文化独自の用語や、赤ブーブー通信社に馴染みのない人にはピンとこない用語も多いので、前提情報として記載します。すでに十分知ってる方は軽い気持ちで読んでください。
赤ブーブー通信社
印刷会社・曳航社のイベント部門「赤ブーブー通信社」として1986年に単独主催した「Wingマーケット」から始まり、1988年にはイベント部門が独立してイベント専業会社「ケイ・コーポレーション」を設立。現在はオールジャンルイベント「コミックシティ」などを東京・大阪・福岡を中心に開催。
参考・同人誌の母・田中(赤桐)圭子さんインタビュー【電子版】(サークル・みるく☆きゃらめる発行)
参考・「ノウハウは開催しないと蓄積できない」 ウィズコロナの同人誌即売会、模索した赤ブーブー通信社に聞く
特に毎年5月に定期開催されている「スーパーコミックシティ」は10年以上前から2日間合計で2万サークルを集めるイベントとして、現状でコミックマーケットに次ぐ規模の同人誌即売会です。また、1月・8月に大阪で定期開催しているコミックシティは、平時は毎回1万サークル前後参加しており、関東圏以外では最大級の同人誌即売会となっています。
他にも、同社は現在ハンドメイド作品頒布イベント「arteVarie」も主催しています。こちらはアクセサリー・コスチューム・手芸品といった、同人誌・冊子以外のグッズ頒布がメインになったサークルが参加しているイベントです(本サイトでは基本的に集計を行っていません)
青ブーブー通信社
「ケイ・コーポレーション」の別ブランド。現在は主に大阪で「こみっくトレジャー」を定期開催しています。
本サイトでは、2013年10月以降に開催された青ブーブー通信社主催イベントもすべて集計していますが、赤ブー主催とは傾向や方針が異なるため本記事で取り扱いません。
イベント形態の分け方
本記事では赤ブー主催のイベント形態を、下記に分けて考えます。
※以下は本記事の執筆にあたって便宜上設定した区分であり、赤ブーブー通信社の公称・区分や、一般的な名称・区分とは異なる場合があります。
オールジャンルイベント
- ジャンルを問わずサークル参加できる同人誌即売会。
- 赤ブー主催では「コミックシティ」、青ブー主催では「こみっくトレジャー」という名称がついています。
- 近年はオンリーイベントを併催(実態としてイベント内イベント)しているケースが大半です。
- 他主催では、コミックマーケットもこれに分類されます。
オンリーイベント集合イベント
- 同人文化では特定作品・傾向のサークルのみ参加できる同人誌即売会を「オンリーイベント」と称しますが、そのオンリーイベントを同じ会場・同じ日程で複数開催している形式の同人誌即売会。
- 赤ブー主催では「〇〇(開催地) FES」といった名称がついています。
投票型オンリーイベント集合イベント
- 参加者からの直接投票により開催が決定されたオンリーイベントを集めた同人誌即売会。
- 2023年は主に「カップリングオンリー」と「作品オンリー」の2系統に分かれて開催されました。
12月上旬に大きく話題になったイベントはこの形態です。実は比較的最近になって勃興・拡大してきた経緯があり、ここでは簡単に設立経緯の説明をします。
まず現在の投票形式とは、2019年7月にスタートしたDOJIN JAPAN2020が主催する「新刊カード」企画から始まっています。
(DOJIN JAPAN2020内赤ブーブー通信社の企画概要)
DJ2020新刊カード企画が終了した2022年以降は、赤ブーが主催する「Akaboo専用投票引換券」が、投票権の機能を引き継いで継続開催されています。
(Akaboo専用投票引換券のデザイン)
※新刊カードを介さない「リクエストを受けて開催するオンリーイベント」の開催実績はこれ以前にも存在しています。
※DOJIN JAPAN2020自体は2023年も活動継続中です。
投票型イベントの詳細は後日改めてまとめたいと考えていますので、興味のある方はそちらも参考になさってください。
以上の大枠を踏まえて、サブカテゴリとして下記のイベント形態があります。
有志主催プチオンリー
- 大型同人誌即売会の中で開催される有志主催のイベント内イベントを、赤ブーでは「プチオンリー」と呼びます。
- 赤ブーイベントにおける基本的な開催フローは、有志がイベントにサークル参加申請を行い、そのイベントに対してプチオンリーを登録すると正式に認められます。よって有志主催者は原則サークル参加者となります。
- 内容は「作品」「キャラクター」「カップリング」「フェチ」「シチュエーション」など、さまざまな企画主旨で開催されています。
赤ブー主催プチオンリー
- 元々「プチオンリー」は前述のような有志主催イベントを指していましたが、近年は赤ブー主催のプチオンリーも開催されています。
- 内容は「作品」と「キャラクター・カップリング」に大別されます。
- 特に「キャラクター・カップリング」プチは、前述の「オンリーイベント集合イベント」内のサブイベントとして多数開催されています。
ざっくり整理すると、仮に「〇月〇日開催の赤ブーイベント」に現地参加すると、下図のどちらかの形態でイベント開催されているイメージです。
一般参加者としては、どちらの形態であってもさまざまなジャンルのサークルが集まっている光景が広がります。
サークル参加者としては、左のイベントならどんなジャンルを希望しても参加できますが、右は希望するジャンルによって参加申込もできない、という差が生じます。
本記事では解説のため以上の区分を行いましたが、実際にこれらは越境したり見直されるなどして常に変動しています。必ずしもこれに当てはまらないケースが多々あることはご了承ください。
2023年のイベント基本情報
まずは基本情報をデータでみてみましょう。
なお、本記事で扱うデータやグラフは、注釈がない限り本サイトで集計したNAVIO(赤ブーブー通信社のウェブパンフレット)のサークルデータをもとに算出しています。
2023年の赤ブー主催はイベント開催日数17日(16イベント)、総参加サークルは115,369サークルでした。
イベント日程別のサークル数は下記です。5月のSCC29は開催日で分わかれています。
次は開催地の比率です。2023年の開催実績は下記のとおりです。
開催地域 | 開催日数 | サークル数 |
---|---|---|
東京 | 12 | 94,307 |
大阪 | 3 | 21,926 |
福岡 | 2 | 2,679 |
集計記事へのリンク
2023年の動向分析
ここからは2023年の動向を見ていきます。
まず、本サイトにて取得した2014年から2023年の、赤ブーブー通信社イベントの年間総サークル数をグラフ化しました。
※中止・振替になったイベント分は含んでいません。
本サイトを始めてから基本的にイベント規模は増加傾向にありましたが、2020年から始まったCOVID-19の流行と活動制限の影響で、2020年以降のサークル数は激減しています。2020年~2021年は赤ブー主催イベントも多数中止されたり、直前で日付を変えて振替開催するなど混乱が続きました。
2022年からは規模縮小しながらも中止や振替開催もなく徐々に増やしていますが、2023年現在も2019年以前の規模には届いていないのがわかります。
次に、2018年から2023年までの毎月の参加サークル数を比較します。
※赤ブー主催イベントはコミケやコミティアとは異なり、定期イベントでも毎年開催月が微妙に変わるため、常に多少の揺らぎがあります。
月別で見ると、1月・2月・3月・10月は2018~2019年よりかなりサークル数を落としていますが、5月・6月・8月・9月・11月・12月は同基準を超えているか、どちらかの年は超えるまでに規模が増やしていることがわかります。
(4月は、もともと3月と5月には赤ブー主催の大型イベントが定期開催されているため、どの年でも空白期間になる傾向があります)
所感
ここからは筆者の主観による内容です。
2019年以前までの規模に回復していないイベントは今年1~3月に集中しており、一方で5月以降は部分的にサークル数が復帰しているように思えます。
上半期終わり~下半期にかけてサークル数が戻りつつある理由は、やはり今年5月8日の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の5類移行」と、それに伴って主要な同人誌即売会が準じる開催ガイドラインの廃止(5月7日付)が大きく影響していると思われます。
参考・『新型コロナウイルス感染症( COVID-19 )流行下における同人誌即売会の開催ガイドライン』の廃止と、今後の感染症対策について
これらの宣言によって、2020年の緊急事態宣言から約3年近く続いた、即売会運営や参加者の行動制限は撤回され、世間一般でも「コロナ明け」のポジティブなムードが高まりました。
赤ブーイベントでも、ガイドライン廃止以前に開催されたイベントでは入場制限やマスク着用が義務もしくは推奨されていましたが、廃止以降のイベントではこれらの制限やルールはなくなっています。
参考・5月3-4日SUPER30・感染予防策へのご協力のお願い
今年8月以降に開催された一部イベントの盛況ぶりは、行動制限撤回後にサークル参加締め切りがあったことからも、これまで自粛していた参加者の意欲が一時的に高まった結果ではないか、と考えます。
ただ前提として、COVID-19による行動制限が強まる以前の赤ブーイベントは、基本的に毎年規模を拡大していました。楽観的な思考ではありますが、当時の兆候が復帰するのであれば再び数年にわたって前年比増を繰り返す可能性もあるかもしれません。
一方で、東京ビッグサイトが2023年年末から2026年まで新たな大規模工事期間に入ることが明らかになっており、コミックマーケットや赤ブーブー通信社も含めた同施設を利用する国内同人誌即売会はこれらの影響を受ける見込みです。
東京で開催するイベントの場合、今後は各主催からも詳細なアナウンスがあるのだと思います。オリンピック会場問題に続いてまだまだ「会場」については不安定な情勢が続くのかもしれません。
2023年のサークル傾向とその課題
近年の赤ブー主催イベントとは「オンリーイベントやプチオンリーが中心となっている」というのが、概ねの参加者の認識ではないかと思います。
2023年のデータを通して、実際のところどういった形なのかを見てみましょう。
まずはイベント形態別に集計したデータです。
形態 | 開催日数 | サークル数 |
---|---|---|
オールジャンル | 12 | 80,704 |
オンリー集合イベント | 3 | 13,827 |
投票型オンリーイベント | 2 | 24,381 |
開催日数・サークル数ともに、「オールジャンル」形態が赤ブーイベントの約7割を占めていることがわかります。
オールジャンルイベントの掘り下げと地域差
しかし、さきほど「主なイベントとその形態について」で示した通り、オールジャンルイベント内でもオンリーイベントは開催されています。
そこでさらに細分化し、「オールジャンルイベント内におけるオンリーイベント」のデータを見てみます。
下記は、オールジャンルイベントにおける「オンリー開催があるジャンル」と「オンリー開催がないジャンル」の各個数とサークル数合計です。
オンリー有 | オンリー無 | |
---|---|---|
サークル数 | 70,550 | 10,154 |
ジャンル数 | 948 | 1,974 |
上記の通り、オールジャンル内でオンリーイベントが開催されているジャンルの個数は全体の約32%ですが、参加サークル割合では87%です。約3分の1のジャンルに参加するサークルだけで、全体の9割弱を占めていることになります。
また、仮にオンリーイベントのないジャンルで参加するサークルも、実は有志プチオンリーに参加しているというケースもよくあります。現在のコミックシティの参加サークルの9割近くがなにかしらのイベント企画に参加している、というのが実態ではないかと思われます。
補足として、福岡開催のコミックシティはオンリー有サークルの割合が他イベントより低めです。
コミックシティ福岡のNAVIO(赤ブーイベントのウェブカタログ)をみると、赤ブーイベントで強いといわれるいわゆる女性向けジャンル以外にも、美少女ジャンルやメカミリ・旅行記サークルが多数参加していることがわかり、他地域とはかなり傾向が異なっているのが見て取れます。
参加サークルの偏り
一部例外はありますが、イベント規模の大きい東京・大阪ではオンリーイベント偏重が強く、その影響はジャンル内にも及んでいます。
どういうことかというと、一例として、「東京開催のオールジャンルイベント」における、とある3ジャンルの参加サークル数をグラフ化しました。
グラフの通り、ジャンルA・B・Cも特定イベントでは数百~千サークルを集める大ジャンルですが、別日のイベントではジャンルB・Cのサークル数が極端に減ります。母体となるイベント規模の差を加味しても、単純な割合や比例といった相関はみられません。
BもCも、このグラフで省略している大阪や福岡、オンリー集合イベント分も含めると、年間トータルで数千サークル集める超巨大ジャンルです。決してサークル母数が少ないわけではありません。
なのに、オールジャンルイベントでこの極端な落差が生じる要因として、サークルが少ないイベントでは、ジャンルB・Cのオンリーイベントがなかったからと考えられます。
また、ジャンルAはオールジャンルでも毎回安定してサークル参加が行われているようにみえますが、さらに深堀すると「あるイベントではA×Bにサークルが集中し、別のイベントではC×Dにサークルが集中している」という実態がみえてきます。
この理由として、それぞれの日程で赤ブー主催の「A×Bプチオンリー」と「C×Dプチオンリー」が開催されていることが要因として考えられます。つまり同じオールジャンルイベントに参加する同じジャンルのサークル群に見えても、今度はプチオンリーの有無で参加サークルの内実や傾向は大きく変化しているということが見えてきます。
オールジャンルという参加制限のないイベントであっても、オンリーイベントやプチオンリーの有無で参加サークルに極端な落差が生じるケースは、少なくとも本サイトで観測し始めてからの10年間、大なり小なり常に観測しています。
以上を踏まえると、2023年の赤ブーブー通信社の同人誌即売会とは、
「オンリーやプチオンリーという企画は、サークル参加の動機・動向に影響を与えている可能性が高い」
「そのため、全体としてはイベント実態が先鋭化・複雑化している」
「よって特定イベントを定点観測していれば、今のサークル傾向がわかる…わけではない」
という認識が、年々重要になってきていると感じています。
所感
上記のような事情もあってか、現在の赤ブーイベントは1年以上前には開催告知がなされ、10か月前には参加申し込みが始まります。
サークル参加者からすると「来年のイベントに参加しよう」ではなく「来年のどこかでオンリーやプチがあれば参加しよう」という方針で行動し、そのためには都度都度の日程調整と、参加準備するためにも長めの期間が必要になっていると予想されます。
申し込み締め切りは開催1~2か月前に設定されていますが、イベントによっては早期満了も珍しくありません。もろもろ鑑みると、開催地や希望するジャンルによっては参加ハードルが高い側面もあるのかもしれないな、と感じています。
一歩離れてみると、そもそもこれだけ大規模なイベント群でこれほど極端な状況が生じていることに対して、参加者から一定量の不満が生じるのも予想できます。
もともとオンリーイベントもプチオンリーも、イベンターや参加者が互いに能動的に呼びかけることで賑わいを生む仕組みです。
ただ、企業主催による大規模な呼びかけが常態化し、結果として参加サークルの内情に極端な波が生じている今については、私個人としても「果たしてこの形は10年後も維持しているだろうか?」という懸念があります。
こういった偏重を赤ブー自身も意識してか、2023年から一部にて「オンリー集合イベント内におけるオンリージャンル以外のサークル参加」も参加可能になりました。なにやら言葉がややこしいですが、実態としてオールジャンルでサークル申し込みOKということです。
開催日付都合で、どうしても本の頒布をされたい方向けに参加の選択肢としてご提供する参加方法です。ご理解のうえ、お申し込みください。
2024年2月11日 オンリージャンル以外の作品|開催情報
2023年の実績を見る限り、まだまだ参加規模は大きくありませんが、サークル参加における選択肢の確保について、赤ブー自身も問題意識を持っているのだろうと予想できます。
所感2
もう1点、2023年の特筆すべき現象として、5月のSCC29で開催され参加サークルが700を超えた「SLAM DUNK」プチオンリーは有志主催のイベントでした。こちらは2011年から毎年スパコミで開催されている老舗プチオンリーであり、大ヒットした2022年の劇場版公開以後に発足した企画ではありません。
この事例は非常に特殊ではありますが、イベント観測を続けていると、長寿有志主催プチオンリーや小規模ながらに常にサークル参加しているジャンルも多数見受けられます。
また、赤ブー主催のオンリーイベントも、必ずしも千や百サークルを集める超大規模ジャンルだけに集中しているわけではなく、10~50サークル規模のオンリーも常に複数開催されています。
熱心で長く活動を続ける参加者が多数いるようなジャンルでは、原作の連載が終わっていても、アニメ放送が終わって数年以上たっていても、定期的にオンリーイベントが開催されているケースが多々あります。
2023年はどんなジャンルにサークルが集まったか
最後に、「2023年というのは具体的にはどんなジャンルにサークルが集まったのか」といったことを、今年の記録として羅列していきます。
前項の通り、現在の赤ブーイベントの参加サークル数においては、赤ブーに決定権のあるオンリーイベントの影響力が非常に強く、シンプルな年間サークル累計では「参加者自身の参加意欲の強さ」が必ずしも反映されているとは言いづらいと思います。
しかし、参加者の視点に立つと「一番熱があるときに、参加できるイベントがあるなら参加したい!」という気持ちがあるのも事実で、そこには「今この瞬間」の情熱や流行があるのでしょう。
そこで、試験的ではありますが、後年、2023年を振り返った時に理解する一助になればいいなと、「2023年は、どのイベントで、どのジャンルのサークル数が多かったかトップ100(全4179項目中100項目)」を掲載しておきます。今年の振り返りとして眺めてもらえれば幸いです。
ジャンル | サークル数 | 開催日 | 全体イベント名 | 開催地域 | オンリーイベント名 |
---|---|---|---|---|---|
SLAM DUNK | 1815 | 2023年11月23日 | COMIC CITY SPARK 18 | 東京 | BURST OUT SP2023 |
SLAM DUNK | 1320 | 2023年8月20日 | SUPER COMIC CITY 関西 29 | 大阪 | ※有志主催のプチオンリーあり |
あんさんぶるスターズ!! | 1140 | 2023年5月3日 | SUPER COMIC CITY 29 day1 | 東京 | SUPER brilliant days 2023 |
原神 | 1065 | 2023年5月3日 | SUPER COMIC CITY 29 day1 | 東京 | 超神ノ叡智 2023 |
刀剣乱舞 | 990 | 2023年5月3日 | SUPER COMIC CITY 29 day1 | 東京 | 超閃華の刻 2023 |
東京卍リベンジャーズ | 956 | 2023年5月4日 | SUPER COMIC CITY 29 day2 | 東京 | SUPER TOKYO罹破維武 2023 |
呪術廻戦 | 928 | 2023年5月4日 | SUPER COMIC CITY 29 day2 | 東京 | 超妖言 2023 |
SLAM DUNK | 900 | 2023年9月24日 | GOOD COMIC CITY 29 | 東京 | BURST OUT |
東京卍リベンジャーズ | 882 | 2023年2月12日 | TOKYO FES Feb.2023 | 東京 | TOKYO罹破維武 13 |
ブルーロック | 849 | 2023年11月23日 | COMIC CITY SPARK 18 | 東京 | 青春エゴイズム 3 |
刀剣乱舞 | 843 | 2023年10月15日 | TOKYO FES Oct.2023 | 東京 | 閃華の刻 火華2023 |
刀剣乱舞 | 827 | 2023年8月20日 | SUPER COMIC CITY 関西 29 | 大阪 | 超閃華の刻 2023夏 |
原神 | 787 | 2023年10月15日 | TOKYO FES Oct.2023 | 東京 | 神ノ叡智 12 |
ツイステッドワンダーランド | 775 | 2023年5月3日 | SUPER COMIC CITY 29 day1 | 東京 | 超Beckon of the Mirror 2023 |
刀剣乱舞 | 774 | 2023年3月19日 | HARU COMIC CITY 31 | 東京 | 閃華春大祭 2023 |
呪術廻戦 | 768 | 2023年3月19日 | HARU COMIC CITY 31 | 東京 | 妖言 21 |
SLAM DUNK | 726 | 2023年5月4日 | SUPER COMIC CITY 29 day2 | 東京 | ※有志主催のプチオンリーあり |
呪術廻戦 | 676 | 2023年8月20日 | SUPER COMIC CITY 関西 29 | 大阪 | 超妖言 2023夏 |
ONE PIECE | 646 | 2023年5月4日 | SUPER COMIC CITY 29 day2 | 東京 | 超GRANDLINE CRUISE 2023 |
あんさんぶるスターズ!! | 645 | 2023年3月19日 | HARU COMIC CITY 31 | 東京 | brilliant days 39 |
あんさんぶるスターズ!! | 631 | 2023年11月23日 | COMIC CITY SPARK 18 | 東京 | brilliant days 43 |
ブルーロック | 631 | 2023年8月27日 | TOKYO FES Aug.2023 | 東京 | 青春エゴイズム~夏休み~ |
呪術廻戦 | 610 | 2023年1月8日 | COMIC CITY 大阪 123 | 大阪 | 妖言 19 |
名探偵コナン|まじっく快斗 | 599 | 2023年5月4日 | SUPER COMIC CITY 29 day2 | 東京 | 超秘密の裏稼業 2023 |
ブルーロック | 523 | 2023年5月4日 | SUPER COMIC CITY 29 day2 | 東京 | 超青春エゴイズム 2023 |
あんさんぶるスターズ!! | 520 | 2023年9月24日 | GOOD COMIC CITY 29 | 東京 | brilliant days 42 |
あんさんぶるスターズ!! | 517 | 2023年1月29日 | COMIC CITY 東京148 | 東京 | brilliant days 38 |
あんさんぶるスターズ!! | 517 | 2023年8月20日 | SUPER COMIC CITY 関西 29 | 大阪 | SUPER brilliant days 2023夏 |
刀剣乱舞 | 516 | 2023年1月8日 | COMIC CITY 大阪 123 | 大阪 | 閃華の刻 41 -初夢- |
ツイステッドワンダーランド | 509 | 2023年3月19日 | HARU COMIC CITY 31 | 東京 | Beckon of the Mirror 19 |
テニスの王子様 | 507 | 2023年5月4日 | SUPER COMIC CITY 29 day2 | 東京 | 全国大会GSΩ 2023 |
鬼滅の刃 | 507 | 2023年5月4日 | SUPER COMIC CITY 29 day2 | 東京 | 超日輪鬼譚 2023 |
刀剣乱舞 | 502 | 2023年1月29日 | COMIC CITY 東京148 | 東京 | 閃華の刻 42 |
東京卍リベンジャーズ | 495 | 2023年10月15日 | TOKYO FES Oct.2023 | 東京 | TOKYO罹破維武 17 |
ブルーロック | 483 | 2023年8月20日 | SUPER COMIC CITY 関西 29 | 大阪 | 超青春エゴイズム 2023夏 |
呪術廻戦 | 475 | 2023年11月23日 | COMIC CITY SPARK 18 | 東京 | 妖言 25 |
ゴールデンカムイ | 454 | 2023年3月19日 | HARU COMIC CITY 31 | 東京 | 黄金暗号 21 |
ツイステッドワンダーランド | 452 | 2023年11月23日 | COMIC CITY SPARK 18 | 東京 | Beckon of the Mirror 23 |
ワールドトリガー | 445 | 2023年5月4日 | SUPER COMIC CITY 29 day2 | 東京 | 超吾が手に引き金を 2023 |
原神 | 437 | 2023年8月20日 | SUPER COMIC CITY 関西 29 | 大阪 | 超神ノ叡智 2023夏 |
あんさんぶるスターズ!! | 433 | 2023年7月30日 | COMIC CITY 東京 149 | 東京 | brilliant days 41 |
僕のヒーローアカデミア | 432 | 2023年3月19日 | HARU COMIC CITY 31 | 東京 | どうやら出番のようだ! 32 |
Fate/Grand Order | 420 | 2023年11月23日 | COMIC CITY SPARK 18 | 東京 | 第47次ROOT 4 to 5 |
アイドリッシュセブン | 420 | 2023年9月24日 | GOOD COMIC CITY 29 | 東京 | TOP OF THE STAGE 35 |
呪術廻戦 | 415 | 2023年6月25日 | JUNE BRIDE FES 2023 | 東京 | 放課後ユートピア |
うたの☆プリンスさまっ♪ | 408 | 2023年5月3日 | SUPER COMIC CITY 29 day1 | 東京 | 超プリ★コン 2023 |
僕のヒーローアカデミア | 408 | 2023年5月4日 | SUPER COMIC CITY 29 day2 | 東京 | 出番のようだ! ULTRA 2023 |
吸血鬼すぐ死ぬ | 406 | 2023年3月19日 | HARU COMIC CITY 31 | 東京 | 吸死に一笑 12 |
原神 | 403 | 2023年2月12日 | TOKYO FES Feb.2023 | 東京 | 神ノ叡智 8 |
東京卍リベンジャーズ | 396 | 2023年1月8日 | COMIC CITY 大阪 123 | 大阪 | TOKYO罹破維武 12 |
東京卍リベンジャーズ | 395 | 2023年8月20日 | SUPER COMIC CITY 関西 29 | 大阪 | SUPER TOKYO罹破維武 2023夏 |
原神 | 390 | 2023年7月30日 | COMIC CITY 東京 149 | 東京 | 神ノ叡智 11 |
テニスの王子様 | 389 | 2023年11月23日 | COMIC CITY SPARK 18 | 東京 | 第22回全国大会GS |
刀剣乱舞 | 388 | 2023年7月30日 | COMIC CITY 東京 149 | 東京 | 閃華の刻 44 |
ONE PIECE | 385 | 2023年8月20日 | SUPER COMIC CITY 関西 29 | 大阪 | 超GRANDLINE CRUISE 2023夏 |
ツイステッドワンダーランド | 384 | 2023年8月20日 | SUPER COMIC CITY 関西 29 | 大阪 | 超Beckon of the Mirror 2023夏 |
名探偵コナン | 381 | 2023年8月20日 | SUPER COMIC CITY 関西 29 | 大阪 | 超秘密の裏稼業 2023夏 |
魔法使いの約束 | 380 | 2023年5月3日 | SUPER COMIC CITY 29 day1 | 東京 | 賢者の超マナスポット 2023 |
ヒプノシスマイク | 376 | 2023年5月3日 | SUPER COMIC CITY 29 day1 | 東京 | 超CrazyLyricBattle 2023 |
呪術廻戦 | 373 | 2023年12月17日 | Dozen Rose FES.2023 | 東京 | 放課後ユートピア |
呪術廻戦 | 372 | 2023年7月30日 | COMIC CITY 東京 149 | 東京 | 妖言 23 |
ツイステッドワンダーランド | 368 | 2023年1月29日 | COMIC CITY 東京148 | 東京 | Beckon of the Mirror 18 |
鬼滅の刃 | 368 | 2023年8月20日 | SUPER COMIC CITY 関西 29 | 大阪 | 超日輪鬼譚 2023夏 |
名探偵コナン・まじっく快斗 | 365 | 2023年2月12日 | TOKYO FES Feb.2023 | 東京 | 秘密の裏稼業 34 |
吸血鬼すぐ死ぬ | 359 | 2023年5月4日 | SUPER COMIC CITY 29 day2 | 東京 | 超吸死に一笑 2023 |
ONE PIECE | 354 | 2023年11月23日 | COMIC CITY SPARK 18 | 東京 | GRANDLINE CRUISE 29 |
ツイステッドワンダーランド | 345 | 2023年7月30日 | COMIC CITY 東京 149 | 東京 | Beckon of the Mirror 21 |
呪術廻戦 | 344 | 2023年9月24日 | GOOD COMIC CITY 29 | 東京 | 妖言 24 |
Fate/Grand Order | 343 | 2023年5月3日 | SUPER COMIC CITY 29 day1 | 東京 | Super ROOT 4 to 5 2023 |
僕のヒーローアカデミア | 342 | 2023年8月20日 | SUPER COMIC CITY 関西 29 | 大阪 | 出番のようだ! ULTRA 2023夏 |
魔法使いの約束 | 341 | 2023年11月23日 | COMIC CITY SPARK 18 | 東京 | 賢者のマナスポット 14 |
名探偵コナン|まじっく快斗 | 336 | 2023年1月8日 | COMIC CITY 大阪 123 | 大阪 | 秘密の裏稼業 33 |
うたの☆プリンスさまっ♪ | 333 | 2023年10月15日 | TOKYO FES Oct.2023 | 東京 | プリ★コン 19 |
うたの☆プリンスさまっ♪ | 328 | 2023年1月29日 | COMIC CITY 東京148 | 東京 | プリ★コン 18 |
ツイステッドワンダーランド | 314 | 2023年9月24日 | GOOD COMIC CITY 29 | 東京 | Beckon of the Mirror 22 |
ヒプノシスマイク | 311 | 2023年3月19日 | HARU COMIC CITY 31 | 東京 | CrazyLyricBattle 27 |
ツイステッドワンダーランド | 308 | 2023年1月8日 | COMIC CITY 大阪 123 | 大阪 | Beckon of the Mirror 17 |
ヒプノシスマイク | 306 | 2023年11月23日 | COMIC CITY SPARK 18 | 東京 | CrazyLyricBattle 31 |
ワールドトリガー | 305 | 2023年2月12日 | TOKYO FES Feb.2023 | 東京 | 吾が手に引き金を 31 |
SLAM DUNK | 299 | 2023年7月30日 | COMIC CITY 東京 149 | 東京 | |
刀剣乱舞 | 298 | 2023年5月28日 | COMIC CITY大阪 124 | 大阪 | 閃華の刻 43 |
Fate/Grand Order | 295 | 2023年3月19日 | HARU COMIC CITY 31 | 東京 | 第43次ROOT 4 to 5 |
アイドリッシュセブン | 293 | 2023年3月19日 | HARU COMIC CITY 31 | 東京 | TOP OF THE STAGE 33 |
ファミリー★魂 28 | 293 | 2023年10月15日 | TOKYO FES Oct.2023 | 東京 | ファミリー★魂 28 |
吸血鬼すぐ死ぬ | 292 | 2023年10月15日 | TOKYO FES Oct.2023 | 東京 | 吸死に一笑 15 |
あんさんぶるスターズ!! | 291 | 2023年1月8日 | COMIC CITY 大阪 123 | 大阪 | brilliant days 37 |
東京卍リベンジャーズ | 281 | 2023年8月27日 | TOKYO FES Aug.2023 | 東京 | TOKYO罹破維武 16 |
鬼滅の刃 | 277 | 2023年1月8日 | COMIC CITY 大阪 123 | 大阪 | 日輪鬼譚 27 |
僕のヒーローアカデミア | 272 | 2023年1月8日 | COMIC CITY 大阪 123 | 大阪 | どうやら出番のようだ! 31 |
忍たま乱太郎 | 271 | 2023年5月3日 | SUPER COMIC CITY 29 day1 | 東京 | 超忍FES. 2023 |
スーパーファミ★魂 2023 | 269 | 2023年5月4日 | SUPER COMIC CITY 29 day2 | 東京 | スーパーファミ★魂 2023 |
ヒプノシスマイク | 260 | 2023年8月20日 | SUPER COMIC CITY 関西 29 | 大阪 | 超CrazyLyricBattle 2023夏 |
呪術廻戦 | 259 | 2023年5月28日 | COMIC CITY大阪 124 | 大阪 | 妖言 22 |
東京卍リベンジャーズ | 255 | 2023年7月30日 | COMIC CITY 東京 149 | 東京 | TOKYO罹破維武 15 |
アイドル | 248 | 2023年1月29日 | COMIC CITY 東京148 | 東京 | ファミリー★魂 26 |
ゴールデンカムイ | 248 | 2023年9月24日 | GOOD COMIC CITY 29 | 東京 | 黄金暗号 23 |
吸血鬼すぐ死ぬ | 248 | 2023年1月8日 | COMIC CITY 大阪 123 | 大阪 | 吸死に一笑 11 |
あんさんぶるスターズ!! | 247 | 2023年5月28日 | COMIC CITY大阪 124 | 大阪 | brilliant days 40 |
おそ松さん | 245 | 2023年9月24日 | GOOD COMIC CITY 29 | 東京 | 家宝は寝て松 36 |
コナン・まじ快 | 241 | 2023年6月25日 | JUNE BRIDE FES 2023 | 東京 | 大観覧車の頂上で |
終わりに
まずは2023年の締めとして、ここでいったん終わりにしたいと思います。
最初は単発記事のつもりだったのですが、書いている途中で実はまだまだ整理中のデータや資料が控えていることに気づきました。しかしながら、書いても書いても終わらないぞと気づいたので、半分強制的に止めることにします。
2010年代のコミックマーケットと赤ブーブー通信社の相関、12月イベントの定番化までの推移、今回あえて詳細を避けた投票型オンリーイベントの実態や成立経緯、オンラインイベントのことなど、この時期に書き残しておきたいものが多くあります。こちらは年明け以降にまた少しずつ公開するかもしれません。
なお、弊サイトの集計データは、同人活動に興味ある方であれば自由にご利用ください。可能であれば、参照元としてサイト名の明記かリンクをお願いします。
2024年の「あのアレどこ」では下記のSNSでも運用を予定しています。よろしければ今のうちにフォローなどお願いいたします。
それではみなさま、よいお年をお迎えください。