赤ブーブー同人イベントの流行ジャンルの推移を1年分調べてみたよ

これがしたいからこの1年間しこしこ調べてきたようなものだよ!

この記事の目次

追記

初報から訂正。スパーク9「忍たま乱太郎」313 → 52サークルに修正しました。

集計対象

2013年スパーク8から2014年スパーク9の間に開催された大規模イベント(9000sp以上)で、一度でも100サークルを超えたジャンルの参加サークル数(芸能、雑貨などの統合ジャンルは省略しました)

SPARK 8CC大阪97HARUコミ19SCC23SCC関西20SPARK9年間合計
総参加数2059395691501119482112461816194062
黒子のバスケ2910-----216924901027230710903
進撃の巨人1358710775136667511926076
TIGER&BUNNY9074175948013855953699
ハイキュー!!43131446055255112493557
Free!8473555385603516693320
弱虫ペダル23417646868445910933114
Axis powers ヘタリア4423684235413144642552
銀魂6222923185582303372357
テニスの王子様5032314574981843142187
戦国BASARA1713324566432631011966
うたの☆プリンスさまっ♪4052382933221391431540
マギ(サンデー)4262023012891361721526
ONEPIECE2272131693122272371385
NARUTO2311471083231351861130
鬼灯の冷徹108751002561584191116
ダンガンロンパシリーズ1898516625740103840
家庭教師ヒットマンREBORN!2371139723340110830
ペルソナ42615512815662116778
青の祓魔師16313811813711894768
PSYCHO-PASS1815910417639143702
ジョジョの奇妙な冒険591167420293117661
テイルズオブエクシリア1・2179871401184389656
ポケットモンスターBW15681129978584632
忍たま乱太郎90161911369352623
Fateシリーズ---------------277114215606
ダイヤのA171986150129189590
K(アニメ)161811021333175583
名探偵コナン|まじっく快斗11094501886969580
鋼の錬金術師12186651257591563
青春鉄道(創作一般)19927118160-----142560
絶対可憐チルドレン|THE UNLIMITED 兵部京介1374457763656492
Fate/Zero242102139Fateシリーズに統合?----------483
デュラララ!!7054551084031358
ワールドトリガー920387063134334
BLEACH5331371142647308
ファイアーエムブレム覚醒1032943631731286

雑感

イベント全体の規模によってジャンルも大きく上げ下げするのと、普段数十のサークルジャンルでもプチオンリーを開催するとぽーんと100超えることもしばしばあるので、人気などは長期間の推移でみていったほうがいいのかなとこういうまとめ方にしています。他にわかりやすい案があったらTwitterなどでご意見いただけると嬉しいです。

年始から伸び幅の著しいのが「ハイキュー!!」「ダイヤのA」「弱虫ペダル」。いずれも冬~春からアニメが始まり、もろに今回の集計期間とかぶっているのもあって、時間をおうごとにどんどん参加サークルが増えています。「ワールドトリガー」もアニメこそ放送前ですが、原作漫画の連載長期化に伴って同人人気も増えていますね。

一方で、もともと一定以上の参加がありつつ減少が目立つのが「TIGER&BUNNY」「うたの☆プリンスさまっ♪」「絶対可憐チルドレン|THE UNLIMITED 兵部京介」など。どれも原作の展開は現在も続いているものの、テレビ放送からしばらく経過しているためか参加サークルの減少が著しいです。

やや特殊な動きをしているのが「マギ」で、こちらは2014年3月までテレビアニメ第二期を放送しており、今回の集計期間ともかぶってましたが減少傾向が目立ちます。

注目すべき点として「家庭教師ヒットマンREBORN!」「鋼の錬金術師」「BLEACH」などはイベントごとに相当の上下があって、これはたいていプチオンリーが開催されるとばーんと増加しています。

一度は減ったものの、プチオンリー企画というファン同士の呼びかけによって参加サークルが再び参加するものなのだ、というのはこの1年間サークル数を調査していてひしひし実感します。

番外として「青春鉄道(あおはるてつどう)」をご紹介。原作者「青春」さんが2006年に同人作品として発表し、のちに商業化、現在もコミックウォーカーで連載中のマンガ作品です。ドラマCDも現在3巻まででています。

この作品、元が同人作品ということもあってか(?)同人サークル郡も赤ブーでは常に「創作一般」に含まれおり、注意深くカットを確認するかキーワード検索しないと実態が見えてきません。SCC関西20も当時の自分がとちっていて集計し損ねてました。それでも大規模イベントでは常に100件以上の検索結果があり相当の人気を感じています。スパーク8ではプチオンリーも開催されていました。

そこそこ長く同人文化のそばにいてだいたいの流行を把握しているつもりでいましたが、いざデータをそろえてみるとまったく知らない動きが多く見えてきて楽しいですね。

参考

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